日本時間27日(月)に発表された第84回アカデミー賞にて、マーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議 な発明』が作品賞と 監督賞を含む最多11部門でノミネートされた。惜しくも作品賞は逃してしまったが、
巨人倍増撮影賞、美術賞、視覚効果賞、録音賞、音響効果賞の最多5部門を受賞、また全世界では1月の時点で27部門受賞、86部門のノミネート、ゴールデン・グローブ賞ではマーティン・スコセッシ監督が最優秀監督賞を獲得している。
これまで『タクシードライバー』『ディパーテッド』など見応えのある硬派な作品や数々の映画史に残る音楽ドキュメンタリーを贈り続けてきたスコセッシ監督だが、今回は少し趣が異なる。
映画創世期に“世界で初めて映画をストーリーを持ち込んだ”とされる伝説の監督ジョルジュ・メリエスと父を亡くした少年ヒューゴとの運命の出会いを通して、なんともファンタジックでエキサイティング、最後にはホロリと涙が出るようなヒューマンドラマを“3D”で創り上げたのだ。
ストーリー
1930年代、パリ。父(ジュード・ロウ)を亡くし孤児となった少年ヒューゴ(エイサ・バターフィールド)はモンパルナス駅の時計台で叔父さんの代わりに時計のネジを巻くという仕事をしながら、誰にも気づかれないように暮らしていた。彼が大切にしているのは、たったひとつ。父の形見である修理途中の“機械人形”。
また一方、その駅の構内でひっそりとおもちゃ屋を営んでいる老人がいた。
媚薬 女性用その名もジョルジュ・メリエス(ベン・キングズレー)。彼は映画が誕生した頃「月世界旅行」という史上初のSF映画を生み出した伝説の映画監督。その老人とヒューゴはひょんな事から出会い、ヒューゴが持っていた“機械人形”をキッカケに予想もしない奇跡が起こる……。